給料が少なくてもできる!20代から始める資産形成の生活習慣5選

「給料が少ないから貯金なんてできない…」そう思っていませんか?実は20代のうちから身につける生活習慣によって、少ない収入でも将来大きな資産を築くことができます。大切なのは「収入の大小」ではなく、「お金の使い方と増やし方」。この記事では、20代から始めたい資産形成につながる生活習慣を紹介します。

ためお
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私自身、社会人1年目は手取り16万円でしたが、それ以外の収入なしで今は1,000万円を超える資産があります。

1. 固定費を見直す習慣

資産形成の第一歩は「支出を減らすこと」です。特に家賃や通信費、保険料などの固定費は一度見直せば効果が継続します。例えば格安SIMに変えるだけで年間数万円の節約になることも。固定費を抑えれば、その分をそのまま投資や貯金に回せます。

特に20代のうちは収入に対して固定費が重くのしかかりやすいため、ここを見直すだけで驚くほどの効果が出ます。例えば、家賃は収入の3割以内に抑えることを意識し、不要に広い部屋や利便性の高すぎる立地を避けることで数万円節約できるケースもあります。

また、保険についても「なんとなく加入したまま」の内容を見直すと、必要以上の保障を削減できて毎月の支払いが軽くなることがあります。固定費は一度減らせば、努力をしなくてもずっと効果が続く点が最大の魅力です。

ためお
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固定費は一度見直せばストレスなく節約効果が継続するため、コスパが高く、最初に取り掛かるのをお勧めします!

2. 給料日に先取り貯金をする

「余ったら貯金しよう」ではなかなかお金は残りません。給料が入ったらまず一定額を自動的に貯金や投資に回し、残りで生活する仕組みをつくりましょう。先取り貯金は、強制的に資産形成を習慣化できる最強の方法です。

先取り貯金をより効果的に行うには、自動化の仕組みを作ることがポイントです。たとえば、給与振込口座から積立投資用口座に自動でお金が移動するように設定しておくと、「うっかり使ってしまった」というミスを防げます。また、金額は最初から大きくする必要はなく、月5,000円や1万円でも構いません。収入が増えたタイミングで少しずつ増やせば、無理なく習慣化できます。「先に未来の自分にお金を払う」という意識を持つと、モチベーションも高まります。

ユダヤの教えには「収入の一部を必ず自分のために残せ」という知恵があります。古くから伝わる『タルムード』やユダヤ人の金銭哲学では、収入の10分の1を神や未来のために捧げる「マアセール(什一税)」という考え方が根付いています。これは単なる宗教的習慣にとどまらず、「収入の一部を自分の未来のために先に取り分ける」習慣そのものを意味しています。

この考え方は現代にも応用できます。つまり「まず自分のために支払う(Pay Yourself First)」という発想です。先取り貯金をしないと、日々の出費でいつの間にかお金がなくなってしまいます。しかし給料日に真っ先に貯蓄・投資に回せば、それが「未来の自分への報酬」となり、確実に資産形成が進んでいきます。

ユダヤ人の富裕層が多い理由のひとつは、この「小さな積み立てを欠かさない」姿勢にあると言われます。重要なのは金額の大小ではなく「必ず先に確保する」という習慣です。たとえ毎月5,000円でも、10年・20年先には大きな違いとなって返ってきます。収入が増えてから始めるのではなく、収入が少ない時から身につけることで、その効果は何倍にも膨らんでいきます。

ためお
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収入の10%なんてたいしたことないと思うかもしれませんが、生涯年収が2億だとすると2,000万円ですからね、貯蓄だけで老後2,000万円問題が解決してしまいます。

3. 小さな投資をコツコツ続ける

20代は投資を始めるのにベストな時期です。少額でも時間をかけて複利の力を活かせば大きな資産になります。月1万円からの積立投資でも、20年・30年先には大きな差が生まれます。大金を用意する必要はなく、「継続」が一番の武器です。

投資は「まとまった資金がないとできない」と誤解されがちですが、今は月100円から積立可能な証券会社もあります。20代から始める大きなメリットは「時間を味方につけられる」こと。たとえば、年利5%で毎月1万円を30年間積み立てると、単純な元本360万円が約830万円にまで増える計算になります。これが40代から同じことを始めると、30年間ではなく20年間しか運用できないため、結果は大きく差がつきます。「少額でも若いうちから始める」ことが最大の武器なのです。

投資において、時間を長く取れるということは非常に多きな優位性になります。仮に、世界恐慌のような歴史的な大暴落の直近の高値で購入していたとしても、15年以上の投資期間を取れれば、成績はプラスになっています。これは、1929年の世界恐慌でも、2000年のITバブル崩壊でも同じです。

さらに、ドルコスト平均法で積立投資をおこなう場合、暴落により株価が下がれば購入数量が増えることになり、平均単価が引き下げられるので、その後の回復により資産を大きく伸ばすこともできます。長期で投資期間が取れるということは、非常に大きな優位性であり、たとえ少額であったとしてもコツコツと続けることが大事です。

ためお
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ただ、投資は入金力が物を言う世界なので、徐々に投資金額を上げていきたいというのは正直なところですね!今始めるか迷っているということであれば間違いなくやるべきです。

4. 無駄遣いを減らす仕組みを持つ

衝動買いや浪費を防ぐには、意志の力より「仕組み」が有効です。クレジットカードよりデビットカードを使う、欲しいものは一晩寝かせてから買う、など小さなルールを持つだけで支出は減らせます。浪費を減らすことは収入を増やすことと同じ効果があります。

浪費を防ぐためには「心理的トリガー」を意識することも効果的です。例えば、コンビニに寄るとつい余計な買い物をしてしまう人は「そもそもコンビニに入らない」工夫をする。セールを見ると衝動買いしてしまう人は「買い物かごに入れて24時間待つ」ルールを設ける。このように「自分が浪費しやすいパターン」を把握して対策を打つことが大切です。さらに、キャッシュレス決済の利用履歴を家計簿アプリと連動させると、自分の支出傾向を客観的に見られるので、改善の意識も高まります。

ためお
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コンビニは超頭のいい人たちが、「店に入ったらついついいろいろ買ってしまう」動線を考え抜いて作られているので、対策なしでは無駄遣いしてしまいます。我々にできる対策は、「利用しない」これだけです。

5. 自己投資を惜しまない

節約だけでなく、収入アップにつながる自己投資も大切です。資格取得やスキル習得、健康管理は将来の収入増加や医療費削減に直結します。「浪費」と「投資」を区別し、自分の未来を豊かにする使い方を意識しましょう。

自己投資は「今の楽しみを我慢して未来に回す」だけではありません。20代で学んだスキルや知識は、30代・40代での収入に直接つながり、結果的に資産形成を加速させます。たとえば、英語やITスキルの習得は転職や副業の選択肢を広げ、数十万円単位の収入増加をもたらす可能性があります。また、運動や食生活などの健康投資も忘れてはいけません。医療費を抑えるだけでなく、長期的に働ける体力を維持することで「稼ぐ力」を長く保てます。未来へのリターンを意識して積極的に取り入れましょう。

ためお
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ただし、収入の増加につながらない自己投資は浪費につながる恐れもあります。浪費と割り切ってやるのであればいいと思いますが、投資と思い込んで浪費をしているということのないようにしたいです。

まとめ

給料が少なくても、生活習慣を整えれば資産を増やすことは十分可能です。固定費を抑え、先取りで貯蓄・投資をし、無駄遣いを減らしながら自己投資を続けること。この小さな積み重ねが20代の未来を大きく変えます。今からできることを一つずつ実践して、将来の安心を手に入れましょう。

資産形成は「特別な人だけができること」ではなく、誰でも毎日の生活習慣から積み上げられるものです。大きなお金を動かすのではなく、小さな改善を習慣として積み重ねることが大切です。そして、この習慣は早く始めれば始めるほど効果が大きくなります。今の給料が少なくても焦る必要はありません。大切なのは「将来の自分のために、今日から一歩を踏み出すこと」です。

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