たった1時間で完了!JPYCの始め方とMetaMask導入ガイド【日本円ステーブルコイン】

はじめに:JPYCとは?

JPYC(ジェーピーワイシー)は、日本円に連動したステーブルコインです。1 JPYC=1円を目指して設計されており、暗号資産でありながら価格変動が少ないのが特徴です。EthereumやPolygonなど複数のブロックチェーン上で発行されており、送金・決済・DeFi運用など幅広い用途で利用されています。

JPYCを導入するメリット

  • 送金がスムーズ:国内外問わず数分で日本円相当の価値を送金可能。
  • ガス代節約:PolygonなどのL2ネットワークを使えば、送金手数料が非常に安価。
  • DeFiに参加できる:JPYCを使って利回りを得たり、NFTやWeb3アプリで活用可能。
  • 会計がシンプル:価格が日本円とほぼ同じため、換算の手間が少ない。
ためお
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個人的に非常に魅力を感じているのが、「DeFiに参加できる」ことです!

一般的に、仮想通貨・トークンを手にいれるには、CoincheckやBitflyerなどの販売所・取引所に口座開設を行い、その後BitcoinやETHなどを購入、それを自分のウォレットに送金して・・・

と結構な手間がかかります。しかし、JPYCなら後述する方法で簡単に導入できてしまいます。JPYCがリリースされた10/27の仕事終わりに片手間で発行申請してみましたが、マイナンバーカードを利用した審査も含めて、概ね1時間で手元にJPYCを用意することができました。

JPYCの入手方法

JPYCは日本円から直接購入できます。代表的な方法を3つ紹介します。

① JPYC公式サイトから購入

  • 公式サイト:https://jpyc.co.jp
  • 支払い方法:銀行振込(日本円)
  • 受け取り方法:ウォレット(MetaMask推奨)を指定
  • 対応チェーン:Ethereum、Polygon、Avalanche

最も安心・確実な方法です。

② 国内取引所経由で購入

現在、一部の取引所ではJPYCの取り扱いがあります。日本円を入金し、ETHやMATICを購入後、UniswapやQuickSwapでJPYCにスワップする方法もあります。

③ DeFiアプリでスワップ

PolygonやArbitrum上のDEX(分散型取引所)で、USDCやMATICをJPYCに交換できます。代表的な例としては、以下のようなプラットフォームがあります。

ためお
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一応、手に入れる方法としては上記の通りですが、個人的には日本円と等価で手に入れることができる①の方法を推奨しています!

JPYC購入の流れを解説

JPYCに登録

まずはJPYC公式サイトで登録を行います。

🔗JPYC EX:https://jpyc.co.jp/

アカウントを開設して始める をクリック

メールアドレスを入力して「確認メール送信」をクリック

準備が必要なものとしては以下の2つ。

  • マイナンバーカード
  • KYCアプリ(LIQUID eKYC)のダウンロード
ためお
ためお

KYCとは本人確認のことです。案内に沿って進むとこのアプリを起動することになり、その中でマイナンバーカードを読み取って本人確認をする流れになります。

確認メールにはURLが記載されており、そこからまたEX JPYCの公式サイトでの手続きとなります。

職業や資産状況などを入力し、KYCまで完了するとこのような画面になります。

私がやった時はタイミングが早かったためか審査はものの30分程度で終わった記憶があります。Xなどではもう少し時間がかかるという話もあります。

プライベートウォレットと出金口座登録

審査が終わったら、ログインします。

ログインするとこのような画面(PC表示)

最初にすることは、

  • プライベートウォレット(metamaskなど)の登録
  • 出金口座の登録

上記2つになります。

そのため、マイページにアクセス。

ワンタイムコードを入力する必要があるので、「メール送付」をクリック。

すると、最初に登録したメールアドレスにこんなメールが来ます。

30の後ろはぼかしてありますが、ここに書いてある6桁の数値を先ほどの画面に入力します。

私はすでに登録してあるので、こんな感じに見えてますが、最初にログインした時はこの登録がないので、この2つを登録する必要があります。

JPYCはイーサリアムとポリゴンとアヴァランチの3チェーンに対応していますが、イーサリアムは100万円からの対応で、手数料も高いので、おすすめはポリゴン(Polygon)です。

プライベートウォレットがない方は、作成する必要があります。

まだお持ちでない場合、この後で詳しく説明します!

JPYC発行申請

出金口座の登録とウォレットアドレスの登録が終わったら発行申請ができるようになります。「発行」ボタンをクリックすると、下画像のようになります。

ここで、ネットワーク(ETHorPOLorAVAX)を選択、対応する受取アドレスを選択、注文額を入力、ワンタイムコードを入力して発行申請ができます。

申請すると、このようなメールが届くので、指定の銀行口座に発行する分の日本円を振り込めばJPYCが発行されます。

JPYCをmetamaskに追加

ウォレットにJPYCが反映されない場合は、「トークンを追加」からJPYCのコントラクトアドレスを入力しましょう。

参考|ウォレットにJPYCの残高を表示する方法https://faq.jpyc.co.jp/s/article/jpyc-receive-token-not-visible

コントラクトアドレス:0xE7C3D8C9a439feDe00D2600032D5dB0Be71C3c29

表示させる方法は上記ページに詳しく書いてあるので、公式の情報を参考にしてください。

ためお
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何をしているかというと、JPYCというトークンはmetamaskではメジャーなトークンではないので、JPYCがmetamaskのウォレットにあったとしても、それがウォレットに表示すべきトークンかどうか判断できていない状態です。なので、JPYCというトークンを画面上に表示してねっていう設定をやるイメージです。(あくまでイメージ)

ウォレットの準備方法

① MetaMaskをインストール

JPYCを受け取るには、暗号資産ウォレットが必要です。代表的なのはMetaMask(メタマスク)。Chrome拡張機能またはスマホアプリとして利用できます。

🔗Metamask公式サイト:https://metamask.io/ja

METAMASKを入手 をクリック

Chromeに追加をクリック

拡張機能を追加をクリック

拡張機能が追加されると勝手にこの画面になります。

新規ウォレットを作成 をクリック

  • Googleで続ける
  • Appleで続ける
  • シークレットリカバリーフレーズを使用する

のどれでも大丈夫です。

ためお
ためお

個人的にはシークレットリカバリーフレーズを使用する方法を強く推奨します!

パスワードを入力して「パスワード作成」をクリック。

この画面で出てくるシークレットリカバリーフレーズは紙に書いて誰にも見られないところに保管しておきましょう。スクリーンショットを撮って画像で保管などは漏洩リスクがあるので推奨されていません。

英単語が12個並んでいます。順番も大切なので、この通りにメモしておくことを推奨します!

シークレットリカバリフレーズをちゃんとメモできているか確認してくれます。この場合、2と4と5の単語を入力しました。

ためお
ためお

ブログ用に作成したので、使う気がないアドレスなので単語載せてますが、絶対に誰にも教えてはダメです!

了解をクリック

これはお好きな方をチェックしてください。

ここでやっておきたいのが、拡張機能の表示ですね!(PC版でChromeを使用している場合)

上の画像の右上に表示されているように、アドレスバー右側のところに常時metamaskを表示できます。

赤で囲った部分をクリック。

metamaskのアイコンの右側の📍(ピン)マークをクリック。

すると、もともとなかったmetamaskの🦊のマークが表示されます。

🦊のマークをクリックすると、上画像の赤で囲った部分のような小画面を表示できます。

今後は、どのWEBページを開いている状態でも、🦊マークをクリックすると、画面遷移することなくmetamaskを表示できるようになります。

さて、これで受け取りアドレスが手に入りました。あともう少しです!

デフォルトで表示されているネットワークがイーサリアムとかだけなので、JPYCを扱うなら手数料が安いPolygonも追加しておきましょう!

インポートできるとPOLが表示されます。次は受取アドレスの確認です。

これで受取アドレスが確認できました!

0x2f022e8c692754028861bc82e50cdafe178b2b09

これがアドレスになります。

JPYCにこのアドレスを登録することで、発行申請したJPYCがこのアドレスに入金(送付)されます。

JPYCの活用方法

  • 日常決済:JPYC対応のECサイトやイベントで支払い可能。
  • 送金:国内外に手数料ほぼゼロで日本円相当を送れる。
  • DeFi運用:利回りを得る、NFT購入、トークン購入などに利用。
  • 法人利用:企業のトークン支払い・報酬・ポイント配布にも活用され始めています。

JPYCを安全に使うための注意点

  • 公式サイト・公式リンク以外からの購入は避ける
  • ウォレットのシードフレーズを他人に教えない
  • 偽サイトや詐欺トークンに注意
  • テストネットとメインネットを混同しない
ためお
ためお

偽トークンが大量に出回っています!JPYC↔️USDCなどスワップする方は、どれを選んだらいいか分からなくなることを避けるため、少額のJPYCを残しておくとわかりやすくて良きです!(もしくは毎回コントラクトアドレスの確認)

まとめ

JPYCは「日本円をブロックチェーンにのせる」ことを実現する革新的な通貨です。送金や決済だけでなく、NFT・DeFi・Web3決済など、使い道はどんどん広がっています。これから暗号資産を始めたい方や、国内送金を効率化したい方には特におすすめです。

まずはMetaMaskを用意して、JPYC公式サイトから少額を購入してみましょう。ブロックチェーンの世界がぐっと身近に感じられるはずです。

ちなみに、JPYCを扱うには手数料(ガス代)が必要で、Polygonであれば、POLというトークンが必要なのですが、とあるサービスを使うと、そのガス代をJPYCで支払うことができるみたいです。

私は使ったことがないサービスなのであれですが、一応紹介しておきます!

DYORでお願いします!!!

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