米国ETFと日本投資信託の違いを徹底比較|初心者はどちらを選ぶべき?

「米国ETFと日本の投資信託、どちらを選んだらいいの?」と迷う投資初心者は多いです。両者は同じインデックスを対象にしていても、仕組みやコスト、使いやすさが異なります。この記事では、それぞれの特徴と選び方をわかりやすく解説します。

ためお
ためお

結論、NISAの積立つみたて枠で「オルカン(eMaxis or 楽天)」を買っておけば問題ないです!

米国ETFとは?

ETF(上場投資信託)は、証券取引所に上場しているファンド(上場投資信託)です。米国ETFはニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場しており、世界中の投資家が利用しています。

米国ETFのメリット

  • 超低コスト:信託報酬は0.03〜0.1%程度と、日本の投資信託より安い場合が多い。
  • 豊富なラインナップ:S&P500や全世界株式、セクターETFまで幅広く選べる。
  • リアルタイム売買:株式のように市場で売買でき、価格がすぐに決まる。
  • 分配金(配当)がある:四半期ごとに配当が入るため、不労所得の実感を得やすい。

米国ETFのデメリット

  • ドル建て取引:円をドルに両替する必要があり、為替手数料がかかる。
  • 税金が複雑:米国で10%、日本で20.315%と二重課税になる(外国税額控除で一部調整可能)。
  • 自動積立が難しい:定期購入の仕組みが日本投信に比べて使いづらい。

日本の投資信託とは?

日本の投資信託は、証券会社や銀行を通じて購入できるファンドです。S&P500や全世界株式など、米国ETFと同じ指数を対象にしたファンドも数多く存在します。

日本投信のメリット

  • 自動積立が簡単:毎月の積立設定が可能で、NISAやクレカ積立とも相性抜群。
  • 為替を意識せずに投資できる:円建てで購入でき、初心者にわかりやすい。
  • 分配金なしで効率的:配当は自動で再投資され、複利効果を最大限に活かせる。
  • 税制優遇が受けやすい:NISA口座での積立投資に最適。

日本投信のデメリット

  • 米国ETFより信託報酬が高い:低コストでも0.1〜0.2%程度。
  • リアルタイム売買ができない:注文から基準価額の決定までタイムラグがある。
  • ラインナップが限定的:米国ETFに比べると細かいセクターやテーマ型は少ない。

どちらを選ぶべき?

結論として、多くの20代・30代の投資初心者にとっては日本の投資信託がおすすめです。理由は、自動積立・NISAとの相性が良く、投資を「仕組み化」できるからです。特に長期の資産形成では、毎月コツコツ積み立てられる仕組みが大切になります。

一方で、米国ETFはコストの安さや分配金の魅力があり、「ドルで資産を持ちたい」「配当を得たい」と考える人には向いています。ある程度資産が増え、米国株式市場に直接触れたい方は米国ETFを組み合わせるのもよい選択です。

まとめ:初心者は日本投信、慣れたら米国ETFを検討

投資信託と米国ETFには、それぞれ強みと弱みがあります。初心者はまず日本の低コストインデックスファンドで自動積立を始め、投資のリズムを作るのがおすすめです。そのうえで、資産が増えてきたら米国ETFで分散を広げたり、配当を楽しんだりするのもよいでしょう。

大切なのは「どちらか一方」ではなく、自分の投資スタイルや目的に合わせて使い分けることです。最初の一歩としては、迷ったら日本投信から始めてみましょう。

ためお
ためお

私はコア資産は日本のインデックス投信で積み立て、サブ的に楽天SCHDを買っています。1,800万円まではNISA枠内で完結させたいですね!

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