格安フライト・マイル活用・ホテル割引で毎月3万円を節約し、そのまま NISA へ積立投資。この記事では「旅費削減 ➜ 投資元本アップ」の全手順を実データ付きで解説します。
当ブログは20代に向けてNISAを活用した投資の必要性について主に解説していますが、投資=未来の自分への仕送りなので、今の生活を切り詰めすぎては今楽しむことができません。
私は旅行が趣味なので、将来に備えつつも、今の生活も豊かにする方法について、旅費を削減するという観点から解説していきます。
ここで説明している方法については、全て私が実践してきたことなので、再現性があります。設定などで少し面倒だと思うこともあるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。
1. 旅費節約と投資の全体マップ

- 旅費を構成する 5 要素:航空券 / 宿泊 / 交通 / 食費 / エンタメ
旅費を細分化すると、上記5つに分けることができます。
効果の大きな順に解説していきます。
2. 航空券を劇的に安くする
最もコストインパクトが大きい航空券から削減。
- マイル・ポイントを活用する(ANAマイルや楽天ポイントなど)
- LCC(格安航空会社)を利用する
- 出発日・時間を柔軟にする(平日・早朝便は安い傾向)
- 航空券比較サイトで価格をチェック(例:Skyscanner、Googleフライト)
- 早期予約割引を利用する
マイル・ポイントの活用

マイルを使えば航空券代が無料になります。例えば、東京↔️沖縄の片道航空券代は3万円〜6万円かかりますが、マイルを使えばこれがほぼ無料(空港使用代の千数百円くらい)になります。

LCCの利用
マイルがない場合は、LCCを利用することで、航空券代を抑える方法もあります。

こちらはLCCのJetsarの予約画面ですが、ANAが3万円〜6万円だったのに対し、最安値で11,000円弱、高くても22,000円弱になっています。
なお、Jetstarは基本的にキャンセル不可で予約時に払い戻しオプションを追加購入している場合のみ返金ができます。
出発日・時間を柔軟にする(繁忙期を避ける)
先ほどのANAとJetstarの予約画面の比較でもわかりますが、需要が高い時間ほど航空券が高くなります。
そこで、同じ日であったとしても、早朝便や夕方以降の便は利便性が比較的低いので安くなる傾向にあります。
有給が取りやすい職場であれば、休日をもう1日増やしてあえて遅めの時間から出発することで旅費を抑えるという選択もありです。

「有給はしっかり取れ」という雰囲気の職場だったので、土日に3連休有給をくっつけて沖縄行ってました。
また、GWやお盆期間は繁忙期なので旅費が全般的に爆上がりするので避けられるなら避けた方が無難です。
また、夏休み期間も小学生が休めるのがその辺しかないため、旅費が全体的に高めになります。

息子が幼稚園に通っていたころは6月とか10月に沖縄に行っていたのですが、小学校に上がってからは夏休みしか選択肢がなくなったのが痛いところです。
沖縄に旅行するとかであれば、11月くらいまでは海に入れますし、海に入れなくていいならいつ行ってもそれなりに雰囲気を味わえるため、あえてオフシーズンに行ったりするのもおすすめです!
非日常を味わえて楽しめますよ!
航空券比較サイトで価格をチェック
航空比較サイトで航空会社を横断的に比較してみるのもおすすめです。
ただし、比較サイトから予約してしまうと手数料が余分にかかる分損をしてしまうことも。
エアトリ

Jetstar公式

エアトリという比較サイトとJetstarの公式サイトで「同一日程・同一便」を確認しましたが、Jetstar公式から予約した方が安価に予約できます。
オプション料金も確認しましたが、金額に差異はありませんでした。(JetStar公式からならJALマイルが付与されるオプションがありましたが、エアトリからは確認できず)

比較サイトで安価な航空会社が見つかってもすぐに予約はせず、その航空会社の公式サイトから金額を確認して比較してくださいね!
早期予約割引を利用する
確実に予約した日で行けるという自信がある場合は予約変更不可運賃で数ヶ月前から予約してしまうのがおすすめ。

LCCは不安・・・という方でANAやJALがいいという場合も、予約変更不可運賃を75日前から予約することでかなり安価になります。
ただし、急な予定が入って出発できない場合は、航空券が無駄になる可能性もあります。
コロナ禍であれば発熱により返金されるケースもありましたが、今はどうなんでしょう?
確認してみると、「医師の診断書」の添付により返金されるケースが多いです。診断書を書いてもらうにも費用がかかりますし、そもそも体調不良でなく、仕事の都合であれば返金不可です。
安物買いの銭失いにならないためにも、確実に行けると見込める場合のみ使うのがよろしいかと!

とか言いながらも、月4くらいで沖縄に行っていた時期は、ANAの返金不可運賃を予約しまくっていたんですけどね!
3. 宿泊費を抑える
旅行の宿泊費を「比較サイト→アラート→ポイント→代替宿泊→長期滞在→直前割→立地工夫」の7ステップで最安化!実践ワークフロー付きで詳しく解説します。
1. 最適な予約タイミング&オフシーズン狙い
方法 | ポイント | 割引目安 |
---|---|---|
3~1か月前予約 | 国内ビジネスホテルは1~2か月前、リゾートは3か月前が最安期。早すぎると高い場合も。 | 10 〜 25%OFF |
オフピークシーズン | ゴールデンウィーク・お盆・年末年始を避け、平日中心または閑散期(梅雨・晩秋)に宿泊。 | 20 〜 50%OFF |
平日泊を狙う | 月~木曜宿泊は週末より安くなる傾向。出張利用者が少ない週中がお得。 | 5 〜 15%OFF |
2. 複数比較サイト&プライスアラート活用
- 主要サイト一括検索
- 楽天トラベル / じゃらん / Booking.com / Agoda / Expedia / Hotels.com
- 価格アラート設定
- Agoda の“値下がり通知”、Hotels.com の“プライスアラート”をオンに
- シークレットモード検索
- キャッシュ・Cookie をクリア or シークレットで再検索し、最安プランを常にチェック
- 通貨表示を変更
- USD・EUR 表示に切り替え → 日本円より安く出る場合あり(為替手数料に注意)
3. ポイントサイト&会員プログラム徹底活用
- 宿泊予約サイト会員ランク
- Booking.com Genius / Agoda VIP / Hotels.com Rewards など
- ポイントサイト経由
- ハピタス / ポイントインカム経由で各予約サイトへアクセスし、1~5%還元を上乗せ
- ホテルチェーン会員
- マリオット Bonvoy / ヒルトン Honors / IHG Rewards など無料会員登録→ポイント+割引
- クレジットカード特典
- ゴールド以上でホテル割引・朝食無料などの優待を利用

汎用的に使えるのが「ハピタス」です。

これは、ハピタス利用履歴なのですが、「agoda」や「Expedia」などでホテルを予約する際に、「ハピタスを経由して予約する」だけで、これらのポイントが付与されます。
ハピタスのポイントは1ポイント=1円分として利用できるので、実質的にこれらの金額分だけ割引を受けているのと同じです。
4. 民泊・ホステル・カプセルホテルなど代替
形態 | 特長 | 注意点 |
---|---|---|
Airbnb/民泊 | 家1軒貸切で割安 → 2名以上・長期向き | 清掃費・ホスト対応にバラつきあり |
ゲストハウス | ドミトリー1泊2,000円台~。交流も楽しめる | プライバシー・セキュリティに注意 |
カプセルホテル | 1泊3,000円前後~。駅近多め | 手狭・荷物は最小限に |
ビジネスホテル | 格安プラン・朝食付きで4,000~6,000円 | 早期予約 or 直前割でさらに安く |

民泊やゲストハウスはピンキリなので、費用は抑えられますが、ハズレに当たると悲しい・・・
5. 長期滞在・平日パックプラン
- ウィークリーマンション/マンスリーマンション
- 1週間以上なら通常ホテルより20~30%割安。家具家電付きで手続き簡単。
- 連泊割プラン
- “2泊目以降○%OFF”プランは予約サイトでフィルタを活用。
- 平日限定ステイ
- 平日宿泊+朝食 or レンタカー付で割安になるセットプランを探す。

休暇が取りやすい職場の場合はこれらも検討してみてください!沖縄はウイークリー系のアパートが安く借りれるので、長期滞在前提なら宿泊費はかなり抑えられます!
6. 直前割・空室セール
- 一休.com 直前割
- 当日~7日前の空室を最大60%OFFで提供。会員ランク割増もあり。
- 公式サイト突発セール
- 空室を安値で放出。公式SNS・メルマガ要チェック。
- Hotels.com“秘密価格”
- ログインユーザー限定で隠れプライスが表示。

ホテルは結構直前割引とかあるので、狙っているホテルが複数ある場合、定期的にチェックするのがおすすめです!
7. 立地・エリアの工夫
- 駅徒歩10分圏外を狙う
- 大都市駅から一駅~二駅離れたエリアは同品質で30%安くなる場合あり。
- オフィス街 vs 観光地
- オフィス街は週末割安、観光地は閑散期に安くなる。
- 高層階オプション回避
- “シティビュー”や“高層階確約”プランは割増設定が多いので注意。

条件を色々といじってみると結構料金変わります!
実践ワークフロー例
ステップ | 実行内容 |
---|---|
① エリア選定 | 滞在目的に応じたエリア+駅徒歩圏チェック |
② 比較検索 | 主要6サイトで同条件検索→価格ソート |
③ アラート設定 | Agoda・Booking.com で価格通知をON |
④ ポイント経由 | ハピタス/会員ランクを適用 |
⑤ 予約&確認 | 早期 or 直前割プランを予約→最安保証をチェック |
⑥ 滞在前再確認 | 公式サイトのセール情報を再チェック、交渉も視野 |

まずは「比較サイト→アラート→ポイントサイト→早期 or 直前割」の流れを習慣化すると、宿泊費が大きく下がります!
4. 交通・食・観光費をぐっと抑えるテクニック完全ガイド
旅行の「移動」「食事」「観光」を賢く節約して、旅全体のコストを最小化する7ステップ+ワークフロー例を解説します。
1. 交通費を抑えるテクニック
方法 | ポイント | 節約目安 |
---|---|---|
ICカード&定期券活用 | Suica/Pasmoなどで回数券より少し安い運賃に。駅間定期券が持ち歩きにも使える! | 5~10%OFF |
一日乗車券・周遊パス | 東京メトロ一日券、京都市バス一日券、地方観光地の周遊パスなど | 20~40%OFF |
高速バス・夜行バス利用 | JR高速バス・WILLER EXPRESS・夜行便を乗り比べ。早期予約で最安運賃を狙う | 新幹線比 50~70%OFF |
レンタサイクル・徒歩 | 短距離移動はレンタサイクルや徒歩に切替え。健康にも◎ | 無料 |
ライドシェア・相乗り | 地方では乗合タクシーやUber Share(対応エリア限定)で安く移動 | タクシー比 30~50%OFF |
2. 食費を抑えるテクニック
- 朝食はコンビニ/スーパーで調達
おにぎり・サンドイッチをスーパーでまとめ買い。ホテル併設コンビニでも価格調査! - ランチ限定セット・日替わり定食
多くの飲食店が平日ランチにお得セットあり。11~14時の時間帯を狙うと1,000円前後でボリューム◎ - クーポンアプリ活用
ホットペッパー/ぐるなび/LINEクーポンで「ドリンク無料」「割引クーポン」を事前取得 - 地元スーパー・市場の総菜コーナー
地元ならではの鮮魚弁当や惣菜を格安で。酒類の持ち込みOKな公園でピクニックもおすすめ - 無料朝食付き宿泊プラン
ビジネスホテルやゲストハウスの無料朝食をフル活用し、昼夜の食費を圧縮

個人的には、旅行では美味しい地元のものを食べたいという気持ちがあるので、ランチと夕食は贅沢に使いたいです。
3. 観光・エンタメ費を抑えるテクニック
方法 | ポイント | 節約目安 |
---|---|---|
無料スポット巡り | 神社仏閣、公園、展望台、街歩きマップなど無料で楽しめるスポットを要リサーチ | 無料 |
観光パス・ミュージアムパス | 京都・奈良フリーパス、東京ミュージアムパスポートで複数施設を割安で回遊 | 個別購入比 30~50%OFF |
セット券・前売り割 | テーマパーク・美術館の前売り券や複数施設セット割で10~20%OFF | 10~20%OFF |
平日・夕方割引 | 平日午前・夕方以降のチケット割引、夜間開館デーを狙う | 5~15%OFF |
クーポン・地域チケット | 地元観光協会やホテルでもらえるクーポン、アプリの「まいぷれ」等で割引情報取得 | 5~30%OFF |

観光パス系は抱き合わせ的なセット販売が多いのでピンキリです!

ただ、興味がないところでも行ってみると楽しかったりするので、絶対に行きたいというところがない場合には新たな発見があっておすすめです!
実践ワークフロー例
ステップ | 実行内容 |
---|---|
① 交通計画 | 「移動距離×交通手段」を洗い出し→ICカード/一日券を決定 |
② 食事プラン | 朝:コンビニ/スーパー、昼:ランチセット、夜:市場弁当 or クーポン店を選定 |
③ 観光選定 | 無料スポット/パス利用スポットを組合せたルートを作成 |
④ 予約&アラート | バス・一日券のオンライン予約+前売りチケットを価格アラート設定 |
⑤ 現地検証 | 到着後に宿泊先周辺のスーパー・市場をチェック、最新クーポンを取得 |

交通・食・観光は「計画→予約→現地調査」のサイクルで節約効率が上がります。まずは「一日乗車券+ランチクーポン+無料スポット」の組合せを試してみましょう!
5. 浮いたお金をどう投資する?
旅費を浮かせてそれで終わりではもったいないです!
浮かせた旅費は将来の自分のためにNISAで投資しましょう!
仮に、旅費を浮かせられた金額が年額12万円=月換算で1万円として、月1万円を積み立てるとして20年間の7%複利で計算してみると、

20年後には約520万円近くになります。

NISAを始めるなら楽天証券がおすすめです!

まとめ
旅費を賢く削減して投資に回すことができれば、20年後には大きなリターンとなって返ってくることが期待できます。

旅行と資産形成、どちらも諦めないライフスタイルを今日から始めましょう。