「成長株投資」に挑戦する前に!20代が知っておきたいリスクと戦略

投資を始めるときによく耳にするのが「成長株投資」という言葉。AppleやTeslaのように短期間で株価が急上昇した企業の話を聞くと、「自分もやってみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、成長株投資の特徴やメリット・デメリット、20代が知っておくべき基本について解説します。

ためお
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個人的にはインデックス投資派なのですが、色々知った上で最終的に自分が納得できる投資方法を確立するのが重要だと思っています!

成長株投資とは?

成長株投資とは、今後の売上や利益の伸びが期待される企業に投資する方法です。企業の規模はまだ小さいことが多いですが、将来的に市場シェアを拡大し、大きな成長を遂げる可能性があります。

例えば、数年前まで無名だった企業が新しいサービスやテクノロジーで一気に世界的企業へ成長するケースもあります。株価は将来の期待を織り込むため、成長株は短期間で大きく値上がりすることがあるのです。

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10年前のNVIDIAなんてまさにこれですね!0.5💲とかでしたから。これが今や170💲付近ですから300倍以上です。

成長株投資のメリット

1. 大きなリターンが期待できる

成長株投資の魅力は、短期間で数倍の株価上昇を狙える可能性があることです。20代から投資を始めると、長期での成長を享受できるチャンスが広がります。

2. 将来性のある企業に投資できる

イノベーションを生み出す企業や、新しい市場を切り開く企業に投資できるのも魅力です。応援したい会社に投資できる点も、投資を続けるモチベーションになります。

ためお
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インデックス投資の場合、市場全体を買うというイメージなので、リターンも平均的なものになるという部分が成長株投資に成功した人からすると物足りなく感じる部分かもしれません。

成長株投資のデメリット

1. 値動きが激しい

成長株は期待感で買われることが多いため、業績が予想に届かなかった場合に急落するリスクもあります。短期間で30%以上下落するケースも珍しくありません。

2. 配当が少ない(またはゼロ)

成長企業は利益を株主に還元するよりも、事業拡大に投資する傾向があります。そのため、配当金は少ないか出ないことが多く、インカムゲインを重視する投資家には不向きです。

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成長株投資の最大のデメリットが倒産により紙切れに変わる可能性があるということです。あとは、出口戦略が難しいですね。高配当株は持っているだけで配当があるので持ち続ければいいのですが、成長株は成長した時点で売却しないとキャッシュが増えません。

20代が成長株投資で気をつけるべきこと

① 投資資金の一部にとどめる

成長株はリスクが高いため、資産の大部分を成長株に投じるのは危険です。まずはインデックス投資をベースにして、余剰資金の一部で成長株に挑戦するのが現実的です。

② 長期での視点を持つ

成長株は短期的に株価が乱高下しやすいですが、5年・10年単位で見れば成長を取り込める可能性があります。短期の値動きに振り回されず、長期目線で投資することが大切です。

③ 情報収集を怠らない

成長株は企業のビジネスモデルや競合環境によって未来が大きく変わります。決算情報や市場動向をチェックし、投資する企業が本当に成長を続けられるかを見極める力が必要です。

ためお
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常に市場に目を光らせる必要があります。メタプラネットなどもいい例ですね。

ビットコインを大量購入するということで、一時期ビットコインに投資したい勢がなだれこみ一時2,000円近くまで上昇しましたが、その後急落。あれよあれよと下落し続け、現在550円付近です。
メタプラネットを成長株と捉えるか否かは置いておいて、「どこで売るか?」という出口戦略が難しいのが成長株投資です。

2022年以前は、一時期50円とかそう言った時期もありました。これが最大2,000円近くまで上昇したわけです。
仮に50円で購入できていた場合、100円で売るのか、200円で売るのか、1,000円で売るのか。
自分の中で戦略というか、ある程度の指針を持っておかないといつまでも売れずに持ち続けるor少額の利益で売却して後悔ということになりがちです。

まとめ:成長株投資は「サブ戦略」として取り入れよう

成長株投資は大きなリターンを狙える一方で、リスクも非常に高い投資手法です。20代の投資初心者にとっては、まずインデックス投資で安定した資産形成を行い、そのうえで一部を成長株に回すのがおすすめです。

「夢のある企業に投資してみたい」「大きなリターンに挑戦したい」という方は、ぜひ余剰資金の範囲で成長株投資を試してみましょう。リスクを理解したうえで取り組めば、投資の幅を広げる良い経験になるはずです。

ためお
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コア・サテライト戦略とも言いますが、メインの投資先はインデックスにして1割程度を成長株投資に回すというようにすると美味しいところどりができるんではないでしょうか。

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